
賃貸住宅フェアと私の歩み
先日、東京ビッグサイトで開催された「賃貸住宅フェア」に行ってきました。今年で記念すべき30回目を迎えたそうです。
私も大家業を始めてから、これまで何度もこのフェアに足を運んできました。その積み重ねの中で、自分の賃貸経営の基礎をつくることができた――そう言っても過言ではありません。
当時、地方で大家業を営んでいると世の中のトレンドがなかなか掴めませんでした。
今のように情報があふれている時代ではなかったからこそ、
フェアの存在は本当にありがたかったのです。
セミナーを聴き、ブースを貪欲に回って業者さんの話を聞き、
「自分の物件に取り入れられるものはないか」
「他の賃貸住宅とどう差別化できるか」
そんな視点で歩き回ったことを、今でも鮮明に覚えています。
2014年には仙台の夢メッセみやぎでの開催にて、セミナー講師を務めさせてもらいました。いつもは聴く側だった自分が、話す側として壇上に立った経験は大きな節目であり、
地方の大家としての実体験を語り、多くの方と意見を交わせたことは、今も糧になっています。
この10年で賃貸業界を取り巻く環境は大きく変わりました。
大家や不動産投資に挑戦する人が急増し、業界がにぎわう一方、残念ながら「怪しい情報」や「商材ビジネス」も増えました。
自分の賃貸業で成果を出せていない人が、成功体験らしきものを切り売りして、
「不動産投資は最高ですよ」と煽る場面も目立つようになったのです。
だからこそ、新聞社が主催するこのフェアの存在は尊い。
じっくり見て回れば“まともな情報”に触れられるし、
30回積み重ねてきた歴史そのものが信頼の証です。
賃貸住宅新聞社さんとは長いお付き合いで、雑誌「家主と地主」にも何度も取材いただき、記事に掲載していただきました。
地方の大家の声をすくい上げてもらえたことは、とてもありがたい経験であり、取材を通して自分自身の考えを整理する機会にもなりました。
そしてもうひとつ、このフェアに足を運ぶ楽しみがあります。会場を歩けば、見知った顔に次々出会うのです。
自分の顧問税理士もブースを出しているし、全国から“まともな大家さん”たちも大勢詰めかけてくる。まるで同窓会のような空気が流れていて、「情報収集」と同時に「旧交を温める場」にもなっています。

Asobo不動産を立ち上げて5年。
大家として歩んできた時間と、業者として取り組む日々はまた違うものですが、両方を経験しているからこそ見える景色があります。
これからも「遊び心」と「誠実さ」を両輪に、地域に必要とされる仕事を続けていきたいと思います。
そして来年のフェアは――
ぜひ一緒に遊びに行きましょう
⸻
お知らせ(PR)
今年は 11月26日(水)・27日(木) に、インテックス大阪(4・5号館) でも「賃貸住宅フェア2025 in 大阪」が開催されるそうです。関西圏の方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?セミナーやブースをじっくり回れば、必ず経営に役立つヒントが見つかるはずです。
詳細はこちら → 賃貸住宅フェア2025 in 大阪 出展者情報
//zenchin-fair.com/2025/osaka/
