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大家さんと管理会社の“いい関係”って?

賃貸管理

澤藤 勝衛

筆者 澤藤 勝衛

人と話をするのが大好きです。私と会う時は時間を多めに取ることをおすすめします!

──地主型・投資型の視点から考える賃貸経営の現場力

賃貸経営には、「地主さん」と呼ばれるような土地にルーツを持つ大家さんもいれば、不動産を投資対象として捉えるオーナーさんもいます。

この2者は一見まったく異なるようでいて、共通して言えるのは

「一人では賃貸経営は完結しない」

ということです。

物件を“持つ”ことと“回す”こと。
この2つを橋渡しするのが、不動産屋=管理会社の役割です。

そしてもう一方の主役が、店子さん=入居者。

今回は、それぞれの立場と関係性を丁寧に見つめ直してみたいと思います。




そもそも「大家さん」とは?

一言に“大家さん”といっても、背景やスタンスはさまざまです。

【地主型の大家さん】

・代々の土地を引き継ぎ、地域に根差した賃貸経営
・建物に対して愛着や「守り」の感覚が強い
・店子さんとの関係を重視し、「顔が見える経営」を好む傾向
・空室や修繕などを「地域の信用問題」として捉えることも


【投資型の大家さん】

・キャッシュフローや利回りを軸に複数物件を保有・運用
・数字を重視し、合理的・客観的に判断する傾向
・店子との距離感はやや間接的、管理会社への依存度が高い
・中長期的な出口戦略(売却・相続)も視野に入れる

この2つは対立構造ではなく、“経営スタイルの違い”にすぎません。
むしろ管理会社にとっては、「どんなオーナーかを見極め、それに応じた対応ができるか」が信頼関係を築くカギになります。


管理会社の本質的な役割

「管理会社=雑務代行業者」
こう思われがちですが、実際はそれだけではありません。

主な役割としては、
・入居者対応(募集、審査、クレーム、退去)
・建物の維持管理・修繕の手配と提案
・賃料の集金・滞納管理と保証会社との連携
・空室対策・市場分析に基づく提案
・大家さんへの定期報告と戦略的助言

地主型には「地域に根差した温度感」を、投資型には「利回りを意識したデータとスピード」を。

この切り替えこそが、現場を知る管理会社の腕の見せどころです。


三者の関係性:信頼と共有が要

【大家さん ↔ 管理会社】

・地主型:顔が見える対話、地域性の理解
・投資型:数字による成果説明、迅速な意思決定支援

【管理会社 ↔ 店子(入居者)】

・不満やトラブルの初期受け皿としての役割
・入居者の声を活かした改善提案の起点

【大家さん ↔ 店子】

・地主型:近所づきあいや交流を大切にするケースも
・投資型:直接の接点は少ないが、快適性の提供を重視

三者がそれぞれの立場を尊重し、役割を果たすことで、持続可能な賃貸経営のバランスが成り立ちます。


これからの時代に必要なこと

・所有から運用への意識変革(特に地主型)
・情報共有とパートナーシップの再設計(特に投資型)
・管理会社と「伴走する姿勢」を持つこと

「全部任せる」のではなく、「一緒に考える」こと。これが、これからの賃貸経営の鍵になります。

そして共通するのは、「信頼できる管理会社との関係性が、物件の未来をつくる」という点です。


Asobo不動産について

Asobo不動産は、地域に根差しながらも「遊び心」を大切にした不動産管理・運営のパートナーです。

単なる業務の“代行”ではなく、オーナー様と一緒に物件の価値を育てる視点を持ち続けています。

・地主型オーナー様には、地域との調和と安心感を
・投資型オーナー様には、データと提案力による価値向上を
・そして入居者には、安心して暮らせる空間とサービスを

「管理だって、もっと自由で楽しくていい」

そんな発想もAsobo不動産の名前の由来です。

賃貸経営にちょっとした“ヒント”や“ゆとり”を加えたい方、まずは気軽に、私たちとお話ししてみませんか?

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